ご夫婦が終の棲家としてご友人とお茶を楽しむ為に、広間と小間、露地、水屋等を備えた和風住宅です。本格的な茶室にこだわりながらも形式に捕われ過ぎず、自分達がいかに楽しく使い勝手よくお茶をたしなむ事が出来るかを追求されていました。ご友人達が足の痛さを気にせずにお茶を楽しめるよう、畳が掘りごたつのようになる昇降リフトを設けるなど随所に創意工夫がされています。
施主様とアイデアを出し合いながら棚板の位置ひとつまでこだわって造り上げたので、施主様にもご友人達にもご満足いただける家となりました。